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まさかの抜釘手術延期

いよいよ足首に入れたスクリューの抜釘手術が近づいてきました。
この頃は、日に日にスクリューから電波が出て足首に稲妻が走るような感覚が24時間続くようになります。
背屈角度を維持するため加重をかけます。
足首を曲げるたびにスクリューにあたって激痛が起こります。それでも歩き続けました。

とにかくスクリューを早く抜いてほしい。

毎日、毎日それだけを願い、抜釘手術の日を待ちわびてました。

そして、一旦、手術予定の救命救急センターに移るという前日の夕方。

理学療法士さんと「いよいよ明日!やっとですわ~」と話をしながらリハビリをしていると地域連携室の方が近づいてこられました。地域連携室の方の顔が大変険しかったので嫌な予感がしました。

地域連携室の方:「実は、今、救命救急センターから連絡がありまして、明日からの入院ですがベットが満床で1週間延期してほしいとのことことです・・・」

あまりのショックに私も理学療法士さんもしばらく口が聞けませんでした。

手術の予約しているのに・・・・。ベットも確保してるはずなのに・・・・。
予約が延期って考えられない・・・・。

それも入院の前日の夕方です。
理学療法士さんも「ベットが満床って、予約しているのにこんなん聞いたの初めてですわ~」と言いながら一緒に唖然となってました。
とにかく、どうしようもないので心を持ち直し、さらに1週間稲妻との闘いが始まりました。

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決まらない抜釘病院

受傷から3ケ月後に足首の脱臼箇所に入れているスクリューを抜釘しないといけません。
時期は、2月中ば以降になります。

リハビリ病院は手術はしておらず、一旦退院をし他の病院で手術をしたあと、再入院となります。

そこで、大きな問題が発生しました。
どこの病院でするのか。。。

最初に手術をした病院が抜釘をするのがこの業界の基本とのことです。

金属を入れた医師が一番、足の神経や筋、靭帯の状態や金属の配置をわかっています。
また、他の医師が施術した手術の抜釘は責任問題もあり、どの医師もあまりやりたがらないとのこと。

私の場合、救命救急センターで抜釘をしていただくのが通常ということで、リハビリ病院の地域連携室の方から救命救急センターに手術の打診をしていただきました。

しかし、答えは「NO!」。。。

救命救急病院だから、抜釘手術はしないとのことでした。
まさかこんな答えが返ってくるなんて、私も地域連携室の方も思っていなかったのでかなり焦りました。

救急病院以外病院といっても検査も一からになり、先生がすんなり受けてくれるかどうかもわかりません。

救命救急病院を退院後の定期健診も「別に来なくてもいいですよ。。。」と若い医師から冷たく言われ、結局その後の足の状態もわからないままでした。

リハビリ病院の先生は、以前の救急病院の時代は退院後も定期的な健診はしておられたし、手術も快く受けてくれていたのに。。。と嘆いておられました。

手術のことについて、リハビリ病院の医師(内科医)から救急病院の若い第二主治医に直接、電話で問い合わせをしてくれました。
なかなか連絡がつかなく、やっと連絡がついて言われたのが「リハビリ病院で適当に病院を探してください。こちらは、手術をしません・・・」との冷たい返事だったそうです。

リハビリ病院の医師はその言葉を聞いて唖然としたらしく、電話で若い第二主治医と喧嘩してくださったそうです。
そして、すったもんだの末、結局、救急病院で抜釘手術をすることが決まりました。

リハビリ病院の医師は、「なんて無責任な!今どきの若い医者はなっとらん!」と、普段は大変穏やかな先生なのに怒り爆発でした。
手術の病院が決まらず、不安でいっぱいで精神的にもまいっていた毎日でしたのでリハビリ病院の先生が若い第二主治医とそこまで怒ってくださり、喧嘩までして手術の病院を決めてくださったのは本当に嬉しくて感謝の気持ちでいっぱいでした。

足の指が全く動かない。。。

足の指が5本とも全く動かない。

ギプスを外した後、膝から下は紫色に変色し、足の甲を含めパンパンに腫れてました。
そして、左足の指は5本とも動かない。

足の指


ギプスは、足の先は少し空いた状態で巻かれていたのですが、薬指、小指は完全にギプスに埋まっており動かすことはできませんでした。
外に出ていた親指、人指し指、中指は少しずつ動かすことを心掛けていたもののほぼ動かない状態になっていました。

リハビリ病院に転院後、毎日、いろんな理学療法士さんが少しずつ指を曲げてくださいました。

その中でもE理学療法士さんの施術は地獄でした。
完全に固まっている指を1本1本それぞれの関節からかなり強引に曲げていきます。
この世のものとも思えないぐらい痛い。
約1時間近く、この施術が続きます。

E理学療法士さんと、この施術をするときは必ず、「人生で楽しかった思い出ペスト10」「今まで行った良かった海外ベスト10」などテーマを決めて、お互いに言い合います。
とにかく痛いので、違うことに意識を持っていくように気遣ってくださいました。

外に出ていた親指、人指し指、中指は少しずつ動くようになってきたのですが、小指と薬指はなかなか動かない。
また、健康の人であれば足の甲に腱の筋がでるのですが、それも小指と薬指側はなかなか出てこない。

E理学療法士さんは大変穏やかな方なのですが、リハビリは大変厳しいです。
特にこの指の施術は、本当に苦痛でした。
しかし、後から考えると指が動くようになったのは、このE理学療法士さんの技術の高い施術があったからだと思います。

指の施術だけでなく、E理学療法士さんの理論に基づいた施術や運動は本当に素晴らしく、時に厳しく、時に優しく、接してくださいました。心から感謝!

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最初の第一歩

加重が始まってしばらくたった頃、担当の理学療法士Hさんから「ちょっと歩いてみましょうか・・・」と言われました。

えっ!歩けるんかなぁ。。。
足首にスクリューが横に入っているため背屈(足首を上に上げる)のは0度(地面に足を置く程度)を維持するのが精一杯。
それ以上、足首を上に上げようとすると中のスクリューにあたり痛く、そこで止まってしまいます。

骨1


この状態で歩けるのか、、、、

Hさんによると綺麗に歩行することはできないものの、スクリューが入っていても歩行はできるとのこと。
足首周りの筋肉や腱などの機能を固まらせないためにも歩いて動かし続けましょうとのことでした。

両松葉杖を使い、怪我をした左足を一歩前へ。
直立不動の加重の時は、比較的気楽にできましたが、今回は緊張してしまい、なかなか足が前に出ません。

約3ケ月ぶりに足を地面につけて、恐る恐る一歩を踏み出しました。

左足を前に踏み出し、次に右足を左足に揃えます。
スクリューが入っている段階では、背屈角度が出ないので左足を軸に踏ん張ることができないためこの歩き方になります。

理学療法士Hさんは地面に這いつくばり、怖がる私を必死で応援してくれました。
最初の一歩を踏み出した時の理学療法士Hさんの喜びようと笑顔は一生忘れません。

吉田:「できたー!」
理学療法士Hさん:「やった=!吉田さんやれば、できますやん。」

この日から4分の1での加重歩行を開始しました。
ただ、3ケ月も加重での歩行をしていなかったため、アキレス腱周辺の筋肉・腱がひきつり、痛い。
スクリューがあたって痛い。
しかし、痛いからと言って歩かなけば、どんどん固まってしまいさらに症状はひどくなるとのこと。

痛みに耐えながら歩行をして、痛みに耐えながらマッサージを受ける、毎日この繰り返しでした。
とにかく3月のスクリューの抜釘までは、足首の背屈0度をなんとしても維持しなければなりません。
また、次の手術に向けて体力をつけねばなりません。

アキレス腱は短くなりなかなか伸びず、周辺の筋肉や腱も含めてつねに痛い。
後脛骨筋上に大きい傷が2ケ所あり、その傷が深かったため内部でひどい癒着が起こって痛い。
足首脱臼のスクリュー周辺は金属が入っているので違和感がものすごく、ものすごく痛い。
腓骨(細い骨)の折れた箇所はプレートが入っているので、違和感と痛みは常時でした。

そして、膝は髄内釘を入れるため切っているため、その周辺が傷つき、筋力も落ちていて曲がらず無理に曲げてもものすごく痛い。
痛くても曲げて膝の角度を維持しつつ、太ももの極端に落ちた筋肉を取り戻さなければなりません。

そして、足だけでなく全体的に落ちた筋肉も戻さなければなりません。

腹筋、背筋、膝あげ、歩行等とにかく某スポーツクラブ並の運動をしました。
この頃は、とにかく筋トレ、筋トレの毎日でした。

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食事の大切さ

Sリハビリテーション病院では、食事はベット上ではなくレストランでいただきます。

レストラン
[レストラン写真はSリハビリテーション病院のホームページに掲載のもの]

レストランまで歩き、階段を使ってレストランまで行かねばなりません。

千里リハ大階段

レストランに到着すると、自分の目で席を選び、人の間を通り抜けて椅子をひき着席します。

そして、自分でメニューを選択し、カロリー計算をして、スタッフの方に意志を伝えなければなりません。
私の場合、整形疾患のためカロリー制限はなかったのですが、疾患によっては食事制限がある方もいらっしゃり、自分でカロリー管理することが求められます。

特に脳卒中の場合、メニューの内容を理解し、選択し、意志をスタッフの方に伝える。箸を使い、お皿を持ち、噛んで、飲んで、他の患者さんとおしゃべりをすることすべてがリハビリになります。

自分で選択したメニューは機械管理され、すべてが記録として残されます。
カロリーがオーバーしたり、メニューが偏ったりしてくると管理栄養士さんが席まできて指導してくださいます。
私の場合、なかなか筋力がつかず、白ごはんを100グラムから150グラムに増やすように指導されましたが、増やしたごはんを食べきることができず苦労しました。


3食決まった時間にバランス良くきっちり食べて、適度な運動をする、おしゃべりをすることで入院中に7キロ体重が落ちました。

仲良しになった90歳のおばあちゃんは、好き嫌いなく本当に良く食べます。
ごはんは、毎食200グラム、おかずはなんと8品近く頼み、デザートまで完食されます。
毎回「うち、こんなに食べられへんわぁ・・・」と言いながら、最後は「なんや結局全部食べてもうたわぁ」と言って元気に歩いて病棟に戻られます。
Sリハビリテーション病院は、日本でも有数の食事に力を入れてくださっている病院で本当に病院食と思えないぐらい食事が充実していました。
また、家族や友人と一緒にレストランでおしゃべりをしながら食事ができるのでお見舞いの方にも大変優しい病院です。

元気になること、元気でいることは食べるということが一番大切なんだと改めて思いました。

私が選択した食事の写真を一部掲載します。
この食事内容で7キロ健康的に減量できました!

[朝食]
朝は必ず、牛乳、青汁、ミックスジュースなど水分をかなり摂りました。
そして、パンはレストラン内で毎朝、焼き立てを出してくださいます。
ミルクパン、バジルパン、クルミパンなど種類も豊富で朝食が一番の楽しみでした。

食事12

食事11

食事10

食事2



[昼食]
ハワイのロコモコ、パスタ(分量はハーフ)などバラエティーに富んだ内容でした。

食事4

食事6

食事8

食事9

[夕食]

食事7

食事5

食事1

エビフライ


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プロフィール

吉田千賀子

Author:吉田千賀子
大阪在住のOL(現在、休職中)
原付バイクの事故により左足脛骨・腓骨の開放骨折(複雑骨折)、足関節脱臼、靭帯損傷の大けがを負う。
半年の入院後、事故から10ケ月で1日1万歩を歩けるようになりました。
事故の瞬間から手術、リハビリ内容等を記録として残すことにより怪我をされてご苦労されている方の少しでも参考になれば幸いです。プロフィール画像は神戸マラソンを完走した時のものです。また走ることができるようリハビリ頑張ります!

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