FC2ブログ

決まらない抜釘病院

受傷から3ケ月後に足首の脱臼箇所に入れているスクリューを抜釘しないといけません。
時期は、2月中ば以降になります。

リハビリ病院は手術はしておらず、一旦退院をし他の病院で手術をしたあと、再入院となります。

そこで、大きな問題が発生しました。
どこの病院でするのか。。。

最初に手術をした病院が抜釘をするのがこの業界の基本とのことです。

金属を入れた医師が一番、足の神経や筋、靭帯の状態や金属の配置をわかっています。
また、他の医師が施術した手術の抜釘は責任問題もあり、どの医師もあまりやりたがらないとのこと。

私の場合、救命救急センターで抜釘をしていただくのが通常ということで、リハビリ病院の地域連携室の方から救命救急センターに手術の打診をしていただきました。

しかし、答えは「NO!」。。。

救命救急病院だから、抜釘手術はしないとのことでした。
まさかこんな答えが返ってくるなんて、私も地域連携室の方も思っていなかったのでかなり焦りました。

救急病院以外病院といっても検査も一からになり、先生がすんなり受けてくれるかどうかもわかりません。

救命救急病院を退院後の定期健診も「別に来なくてもいいですよ。。。」と若い医師から冷たく言われ、結局その後の足の状態もわからないままでした。

リハビリ病院の先生は、以前の救急病院の時代は退院後も定期的な健診はしておられたし、手術も快く受けてくれていたのに。。。と嘆いておられました。

手術のことについて、リハビリ病院の医師(内科医)から救急病院の若い第二主治医に直接、電話で問い合わせをしてくれました。
なかなか連絡がつかなく、やっと連絡がついて言われたのが「リハビリ病院で適当に病院を探してください。こちらは、手術をしません・・・」との冷たい返事だったそうです。

リハビリ病院の医師はその言葉を聞いて唖然としたらしく、電話で若い第二主治医と喧嘩してくださったそうです。
そして、すったもんだの末、結局、救急病院で抜釘手術をすることが決まりました。

リハビリ病院の医師は、「なんて無責任な!今どきの若い医者はなっとらん!」と、普段は大変穏やかな先生なのに怒り爆発でした。
手術の病院が決まらず、不安でいっぱいで精神的にもまいっていた毎日でしたのでリハビリ病院の先生が若い第二主治医とそこまで怒ってくださり、喧嘩までして手術の病院を決めてくださったのは本当に嬉しくて感謝の気持ちでいっぱいでした。

スポンサーサイト



リハビリ病院で迎えたお正月

2017年元旦
まさか病院で新しい年を迎えるとは想像もしていませんでした。
朝は三が日は簡単なおせち、お雑煮とごはん、昼食と夕食はいつもより少し豪華なお食事メニューとなっていました。

[朝食]
おせち4

おせち

[昼食]
おせち6

[夕食]
おせち2

おせち3

食事14


この病院のお心遣いが大変嬉しかったです。

リハビリ病院では大晦日、お正月関係なく365日リハビリがあります。
最初に苦労したのは、車いすの乗り降りです。

1月末までは足を地面につくことができないため車いす生活となります。
Sリハビリ病院は入院すると、一人一台専用の車いすを無料で用意してくださいます。
それも私の体のサイズを測り、個人個人に合ったものを一から作ってくださいました。

車いすに乗っている間も常に足は挙上しないといけないので、足の長さに合わせた足を置く台が付いた専用車いすは大変助かりました。
慣れない車いす、怪我をする前は簡単に乗り降りができると思っていたのですが、いざ足が悪い状態で乗り降りをするとなると
コツと体力がいります。

特に私の場合、足を上げた状態で乗り降りしないといけないので反対側の足の力と体幹が必要となります。
介護士さんに怪我した足を持ってもらい、怪我と反対側の足を軸にして一回転するような形で車いすに乗り降りしなければなりません。

慣れるまでは、脇腹の筋肉痛がひどく呼吸するたびに痛みと戦っていました。
本当に何事も自分がその立場、状況になってみないとわからないものですね。

ブログランキングに参加しています。
それぞれのアイコンをクリックお願いします。
皆さんのクリックが励みになります。


リハビリランキング


リハビリテーション科ランキング


にほんブログ村

転院

2016年12月29日
年の暮れ、突然の転院となりました。

救命救急病院で過ごしたのが1ケ月10日。

テレビもない、携帯もない、売店もない、究極の環境で自分でもよく過ごせたなと思います。
毎日、重症患者さんが運ばれ、お隣で二人の方が亡くなられ、古いコンクリートとベットだけの無機質な病室で昼夜の見境いも薄れ精神が限界を超えたときもありました。

決して振り返れば早かったということは言えません。
長かった。本当に長かった。

第二主治医の先生が病室に来てくれ、今後の治療についての話がありました。

足に入っている盛りだくさんの金具のうち脱臼箇所のスクリューを抜かないといけないこと。

私はてっきりこの病院のどちらかの主治医の先生が抜いてくれるものと思っていました。

しかし・・・

第二主治医「簡単な手術ですから、どこでも誰でも抜けますよ。適当に自分で病院探してください。まぁ次の病院でもたぶん抜いてくれると思いますよ。」

適当に。。。って!
後でわかったことですが、次の病院はリハビリ病院のため手術施設がなく、それを先生もおそらく知っているとのこと。
抜釘といっても怪我が大きいことから全身麻酔で大掛かりな施術となり、その辺の小さな病院では、厳しかったこと。
そして、抜釘の時期が先生から聞かされた内容とカルテの内容が異なり、後ほどかなり混乱することになります。

不安でいっぱいの中、Sリハビリテーション病院に転院し、長いリハビリ生活が始まりました。

ブログランキングに参加しています。
それぞれのアイコンをクリックお願いします。
皆様のクリックが励みになります。


リハビリテーション科ランキング


リハビリランキング


にほんブログ村




見つからないリハビリ病院

救命救急センターは、基本的に命を救うためだけの病院であるため症状が安定してくると他の病院に転院するか退院しないといけません。
私の場合、断続的に襲ってくる痛みと痺れがひどく家に帰っても日常生活が困難であることから転院することしか考えていませんでした。
また、重篤な怪我のため家に戻って通院しながらリハビリするとなると、歩けるまでにかなりの時間がかかる上に正常歩行ができるようになるかどうかも不明とのことでした。
さっそく病院の地域連携室のご協力をいただき転院先探しが始まりました。

ここで突き当たったのが、定められているリハビリ病院への転院の条件です。
転院の条件は大まかに言うと、
次の【対象疾患】と【発症からの期間】の2つの基準を満たしてなければいけません。

整形疾患の場合
【対象疾患】                               
・大腿骨、骨盤、脊椎、股関節、もしくは膝関節の骨折                               
・2股以上の多発骨折の発症後、又は手術後
➡ 【発症からの期間】 いずれも2ケ月以内 


【対象疾患】                                 
・大腿骨、骨盤、脊椎、股関節、又は膝関節の神経、筋又は靭帯損傷後                  
・膝関節又は膝関節の置換手術後
➡   【発症からの期間】 いずれも1ケ月以内 

つまり、どれだけ重篤な怪我の場合であっても足の膝から下のみの疾患や手のみを怪我してしまった場合は、リハビリ病院の受け入れの対象外になるということです。
近畿エリアにあるいくつかのリハビリ病院に地域連携室から打診をしていただきましたが、断られる日々が続きます。

地域連携室の方が受け入れて可能性がある病院をいくつか教えてくださいました。
いずれもちゃんとしたリハビリ病院ではなく、町の小さな病院や名前も場所もよくわからないような怪しげな病院ばかり。
そのうちの一つは、死を待つのみのご老人の方が大半をしめ、リハビリ設備もなく、単に入院をするだけの病院でした。
ここは、私の祖父母が亡くなった病院のため内情をよく知っています。
この病院が候補とわかった時は、私も両親もショックで言葉が出ませんでした。

転院先が決まらず、不安な日々を過ごす日々。
救命病院からは早くベットを開けて欲しいという雰囲気をひしひしと感じるうようになってきました。

もし転院先の病院が決まらなければ、最悪、自宅に帰らざるをえず、自宅の改築も考えなければなりません。
両親は、自宅での介護になった場合を考えて、市の福祉課や介護グッツのレンタル店、介護施設などいろいろ回ってくれたようです。

もう自宅に戻るしかないと諦めていた年も差し迫ったある日の午後、地域連携室の担当の方から大阪のSリハビリテーション病院が受け入れてくれそうだとの連絡がありました。
たまたま両親がお見舞いに来てくれており、沈んだ状態だったのですが、あまりの嬉しさに父と母は号泣。私も号泣してしまいました。
Sリハビリテーション病院は、脳梗塞のリハビリ分野では日本で一番と言われる知る人ぞ知る病院です。

482-hand-illustration.jpg


仲の良い看護師さんから「Sリハビリテーション病院はホテルのように綺麗でお食事が美味しく、スタッフの方もとても熱心ですごく良い病院です。ただ、なかなか入りたくても入れないですよ」と聞いていただけに夢のようでした。
後日、Sリハビリテーション病院の方が面接に来られるので、それをクリアすれば転院させてもらえるとのことでした。

手術失敗後、一番最初のリハビリに来てくれた理学療法士HさんがSリハビリテーション病院の方でした。
その後何回かリハビリをしていただきましたが、技術力も高く、そのHさんが施術すると曲がらない膝が少しずつでも曲がっていきます。
若いながらもすごく熱心で、穏やかで優しい理学療法士さんです。

Sリハビリテーション病院の面接が近いある日、H理学療法士さんが、私のリハビリに来ていただきました。
面接の日は、H理学療法士さんも来てくださるとのこと。そして、転院後、H理学療法士さんが私の担当になると思うとのことでした。
本当に嬉しくて、嬉しくてH理学療法士に何度も何度も感謝の気持ちを伝えました。

それからSリハビリテーション病院で4ケ月半過ごすことになりますが、H理学療法士さんとの長い長いリハビリの第一歩が始まりました。

ブログランキングに参加しています。
それぞれのアイコンをクリックお願いします。
皆さんのクリックが励みになります。


リハビリテーション科ランキング


リハビリランキング


病院・診療所ランキング


にほんブログ村




看護師さんへの贈り物、ストーカーになってしまう場合も・・・

看護師さんは、患者さんからの贈り物を本当に受け取られません。

1626_TOP_お金の受け取りを拒む看護師


病院によってはちょっとしたお菓子程度なら受け取っているところもあるみたいですが、急性期に入院していた救命救急センターは患者さんからの贈り物を受け取らないことを徹底していました。
簡単なメモも断られます。

贈り物を受け取ってしまうと、その患者さんを優遇しないと怒る人もいますし、トラブルがあった場合、後日、プレゼントを返してくれと言われることもあるそうです。
贈り物をしていない、したくてもできない患者さんも中にはいらっしゃいます。その患者さんの目もあるとのことでした。

後々、面倒なことになってしまうことが起こりやすくなるので、受け取らないのが一番とのことでした。

ティッシュに現金を包んでそっとポケットに入れてくるお年寄りも中にはいるそうです。
お世話になっている気持ちとして贈り物を渡したくなる気持ちもよくわかるのですが、看護師さんいわく、贈り物を送られることは一番困るそうで、逆に迷惑になるとのことでした。

この病院では、重篤な患者が多いこともあり、ベット周りに置くものもかなり厳しく言われます。
例えば、お見舞いで缶コーヒーをたくさん持ってきてくれても、ベットの横の机にコーヒーを並べているだけで注意されました。
他の患者さんが見えない場所に置いてくださいと言われました。
病状によってはコーヒーが飲めない方もおり、その方に配慮してくださいとかなりきつく言われたこともあります。


看護師さんとの女子トーク情報によると、患者さんの中には、看護師さんを好きになってしまう方が多いようです。
特にこの救命救急センターは、若くて、女性の私からみても可愛くて、本当に優しい看護師さんが多いです。
また、教育が徹底しているため、どの看護師さんも礼儀が正しく、気遣いができる方々ばかりです。

特に重篤な病気や怪我で苦しんでいるときにやさしくされると、看護師さんは天使に思えます。

過去に男性の患者さんがある看護師さんを好きになり、入院中、贈り物攻撃や連絡先をしつこく聞いたりして看護師さんが大変困ったそうです。
贈り物はもちろんのこと連絡先も絶対に教えることはしなかったらしいです。

しかし、その患者さんは退院した後、フェイスブック等のSNSで看護師さんの個人情報を調べ、なんと自宅まで押しかけていき、結局、その看護師さんは病院を辞めてしまったとのことでした。
自宅前で、患者さんがいたらびっくりしますよね。本当に怖かったと思います。

入院してみないと聞けない話を看護師さんからいろいろ聞くことができたので、また機会があれば書ける範囲で書きたいと思います。

ブログランキングに参加しています。
次のアイコンをクリックお願いします。
皆さんのクリックが励みになります。


病院・診療所ランキング


人気ブログランキング


にほんブログ村

※画像は、看護のお仕事のサイト上のものを掲載しています。


プロフィール

吉田千賀子

Author:吉田千賀子
大阪在住のOL(現在、休職中)
原付バイクの事故により左足脛骨・腓骨の開放骨折(複雑骨折)、足関節脱臼、靭帯損傷の大けがを負う。
半年の入院後、事故から10ケ月で1日1万歩を歩けるようになりました。
事故の瞬間から手術、リハビリ内容等を記録として残すことにより怪我をされてご苦労されている方の少しでも参考になれば幸いです。プロフィール画像は神戸マラソンを完走した時のものです。また走ることができるようリハビリ頑張ります!

最新記事